庭づくりで大切なのは、限られたスペースで建物と庭の両方をつくることと、長期に渡ってメンテナンスが必要になることを意識しておくことです。
・庭付きの家が理想
マイホームと言えば庭のある家をイメージする人も多いと思いますが、いざ庭をつけようと思うとなかなかいいイメージが湧いてこないという人もいるみたいです。
庭は基本的に家とセットになるものなので、建物の持つイメージを損なわないことが重要になります。
そこでまず注目しておきたいのが建物自体が和風なのか洋風なのかという点で、それによって庭のイメージをある程度固められると思います。
また、庭の広さによってもデザインは変わります。
植物によっては、こまめな手入れを必要とするものがあります。草花は、多年草や1年草、2年草などに分類され、それぞれ性質が異なるので、育て方や手入れの方法も違ってきます。 樹木は、針葉樹と落葉樹に分類され、寒くなると毎日のように落ち葉掃除が必要になる樹木もあります。また、樹木の場合は年月とともに成長するので、敷地を飛び出し道路や隣地にはみ出してしまった場合は、剪定が必要になります。
・良い庭とは
それでは建物に合った良い庭とはどのような庭かと言うと、簡単に言えば生活に溶け込んでいる場所で、癒しとなる空間でなければいけません。
せっかく庭があっても汚れていてはかえって外観を損なってしまいますから、掃除がしやすい、また暮らす人数によって適切な大きさにすることも重要でしょう。
最近では庭付きの家を購入できますので、分譲住宅を購入するならあらかじめその点も意識しておきましょう。
始めからこだわりのある庭にすると、手入れの負担が大きくなり、失敗することもあります。そうならないために、初心者でも管理しやすいデザインや植物を専門家に相談してみることもおすすめです。家と同じように、長期に渡ってメンテナンスが必要になるので、それに掛かる費用を考慮しておきましょう。 除草や草刈り、水やり、肥料を撒くなど、きれいな庭を維持するためにはどんな費用が必要になるのかを把握して庭づくりを計画しましょう。