外構の計画

外構に手間とコストをかけるメリットはとても多いです。ちょっとした門扉や植栽をデザインするだけでも見た目の印象は大きく変わります。
注文住宅を建てるとき、間取りや外観など建物の方ばかりに意識がいってしまいがちですが、注文住宅は建物本体だけでなく、外構も含めた全体のデザインと設計、施工で完成します。

・外構は重要な要素である
マイホームを建てるときに外構はとても重要な要素で、間取りを決めたりするのと同じくらいしっかり計画を立てて決めたいところです。
外構は建物のデザインが決まるだけでなく、防犯面でも大きな役割を担っていますので、両方を意識して決めなければいけません。
まずデザインを考えるときには家全体のバランスが重要になりますし、遠くからみたときに違和感を感じないようにするといいでしょう。

・壁の高さなども決める
次に防犯面で意識しておきたいことのひとつに壁の高さがありますが、一戸建ての場合どうしても防犯面が不安になりがちですから、ある程度壁の高さがあったほうが安心感があります。
また、外部から家の様子を覗けないようにする目的もあります。

・建物の周囲にぐるりと回れる通路スペースを確保し、メンテナンスや点検のしやすさを考慮する。
建物の裏面にあたる側には、エアコンの室外機やゴミの仮置き場などになることが多いですし、外壁の塗り替え等では足場を組む必要もありますので、通路スペースは確保しておくことが望ましいです。

・防犯や安全と、外観の演出の両立を考える。
防犯や安全、プライバシーに対する考え方もオーナー様によって異なりますので、様々な条件を考えた上で最終的に決定します。例えば、屋外照明を設置することで、防犯的な要素と美観的な要素を両立させることができます。

そして外構に使う材をどうするかを含めて工務店側と話し合いをすると思いますので、どのくらいのコストがかかるのかチェックしながら最適な外構を作れるように相談してみてください。